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★「お約束通り、音楽関係のラベルです。えっへん。」
「別にエバるようなことじゃないです。」
「ステレオじゃなくて、蓄音機の時代ですよ。」
「こーやって見ると、レコード盤ってのはつくづく味わい深いですね。」
「デザインにするとイカシてます。CDではこうはいかないでしょう。」
「ハデさはないですが、どれもイイラベルですね。」
「そうなんですよ、えっへん。」
「あなたがエバることじゃないのに。けっこう、エバりんぼですね。」
「で、こっちは楽器です。」
「ピアノとハモニカだけじゃないですか。」
「だって、昔から楽器屋で買うといえば、やっぱりピアノかハモニカでしょ!」
「そうかなぁ…。まぁ、そういうことにしときましょう。」
「銀色のヤツなんて、なかなか渋ゴージャスでイイですよ。」
「その下のピアノは、渋々ですね。」
「ストイックなんです。」
「でも、ピアノはグランドでゴージャスですけど。」
「アップライトじゃ、絵にならないでしょ。」
「まぁ、そうかもしれませんがね。」
「そんなわけで、次はいよいよ最終回。」
「え? 楽器はコレだけ?」
「6枚もあればじゅーぶんですって。えっへん。」
「またエバる。 で、次は?」
「時計です。今度はたくさん出しますよ。最後の大サービスです!」
「閉店セールじゃないんですから。」