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「ん?この2枚はいったいどんな共通点があるんです?」
「わかりませんか? 星ですよ、星。」
「あー、なるほど。そういえば星が1個ありますね。」
「どちらもお気に入りのラベルなんですよ。しみじみイイと思いませんか?」
「夜のせいか、どことなく物哀しい雰囲気ですね。
カフェーなのに、こんなにしんみりしちゃっていいんでしょうか。」
「そこがいいんですよ。
左の黄色のカフェーなんて、建物も窓も軒先のランプも、すべてイイ感じです。
こんな喫茶店が今近くにあったら、喜んで常連になっちゃいますね。」
「右のはなんでエジプト柄なんですかね。まぁ、店名自体アラビアなわけですが。」
「やっぱり、珈琲は昔アラブのお坊さんがうんぬんとかいうからじゃないですか。」
「それは歌でしょう。モカマタリだし。」
「西田佐知子ですね。」
「せめて荻野目洋子って言わないと。 よっぽど古い人間と思われちゃいますよ。」
「あ、そうか。でも、個人的には西田佐知子の方が…」
「はいはい。 『アカシアの雨がやむとき』 が好きなんでしたね。」
「名曲だと思います。
って、まぁ西田佐知子はおいといて。 アラビアって喫茶店は今でも色んなところに存在してそうではありますね。」
「定番な名前ってところですかね。」
「このラベルは 『月の砂漠 』 っぽいところも気に入ってます。」
「あの歌も好きですもんね。」
「あれはホントに名曲ですよっ!」
「こんなところで力説されても。
ところで、カフェーの項まで来ましたが、まだ続きますか?」
「いちおう、続けようかなーとか。 まだネタはあるんで。」
「で、額はますますシンプルに?」
「額のことはもう忘れてください。」
「次のテーマは。」
「うーん……時計か、音楽……かなぁ…」
「決まってないんですね。」
「ちょっと次の更新まで間があきそうな事情なので。 まぁ、気長にお待ちいただけると幸い。」
「期待しないで待っときましょう。」
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